マレー、ロソルと小競り合い起こすも決勝へ BMWオープン
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【5月3日 AFP】男子テニス、BMWオープン(BMW Open 2015)は2日、シングルス準々決勝と準決勝が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は2試合に勝利して決勝進出を決めた。
新婚のマレーはこの日、準々決勝で対戦したルカシュ・ロソル(Lukas Rosol、チェコ)に対して、「みんなに嫌われている」と暴言を吐いたことで、観客を驚かせた。
問題の試合の第1セットで、4-1とリードしたマレーだが、ロソルが猛チャージで5ゲームを連取すると、マレーはこのセットを落とした。
チェンジエンドの際、ロソルがマレーの肩に当たると、両選手はにらみ合いになり、ATPスーパーバイザーのジェリー・アームストロング(Gerry Armstrong)氏が止めに入らなければならなかった。
マレーはロソルに対し、「ツアーで君を好きな選手は誰もいない。全員が君を嫌っているよ」と発言した。逆転したマレーは、4-6、6-3、6-2でこの試合に勝利している。
同日に第3シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)との準決勝に臨んだマレーは、6-4、6-4で快勝し、決勝に駒を進めた。
マレーはロソルとの小競り合いについて、「彼は理由もなく僕に向かって歩いてきた。もし僕が同じことをしたら、ぶつかった人に謝る。でも彼はそれをやっておきながら、知らんぷりで自分のエンドに行ってしまった」と明かした。
「後になって、彼のトレーナーが謝りに来たよ。僕もああいう言い方はするべきではなかったけど、一方的にああいうことをされたら、指示があって良いものだと思う」
「父に言われたんだ。不当な扱いを受けたら、自分の身を守るようにね」