【4月23日 AFP】5月2日に行われるマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)とフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)によるボクシング史上最もリッチな一戦のチケットが、22日の両陣営らの合意を受けて今週発売されることが決まった。

 プロモーターのボブ・アラム(Bob Arum)氏は米スポーツ専門チャンネルESPNに対し、パッキャオ陣営とメイウェザー・プロモーションズ(Mayweather Promotions)、そして試合会場を所有するMGMグランド・ホテル(MGM Grand Hotel)間の論争がようやく解決をみた。

 アラム氏は、「これだけの時間を長引かせてしまって申し訳なく思う。少なくともわれわれは正常な状態に戻ることができた」とコメントした。

 論争が続いていたことによって、会場のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)へ入場するためのチケットとライブビューイング用のチケットの販売が行えない状況となっていた。

 先月、メイウェザー・プロモーション(Mayweather Promotions)のレナード・エレブレ(Leonard Ellerbe)CEOは、チケットの価格が1500ドル(約18万円)から7500ドル(約90万円)程度と見込まれると発表していた。グランド・ガーデン・アリーナの席の大半は主催者、スポンサー、両陣営の家族や友人に割り当てられるため、一般客が手に入れられるチケットの枚数はごくわずかになる。(c)AFP