【4月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は今月、無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」が撮影した冥王星と、その最大の衛星「カロン(Charon)」の画像を公開した。同探査機に搭載された撮像装置「Ralph」が9日に捉えたカラー画像には、ぼやけたピクセルの塊のような冥王星が写っていた。

 ニュー・ホライズンは、7月14日に冥王星へのフライバイ(接近通過)に挑み、星の表面をこれまでの最高解像度で撮影して、データを送信する予定となっている。

 冥王星は長い間、太陽系を構成する9番目の惑星と見なされてきたが、2006年に「準惑星」へと格下げされた。(c)AFP