【4月18日 AFP】14-15フランス・リーグ1は17日、第33節の試合が行われ、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は0-1でナント(FC Nantes)に敗れ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)出場権獲得にさらなる暗雲が立ちこめた。

 一方のナントは、満員の本拠地スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール(Stade de la Beaujoire)で前半20分に挙げたセルジュ・ガクペ(Serge Gakpe)の得点を守り切り、上位争いに踏みとどまった。

 第31節でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)、第32節でボルドー(FC Girondins de Bordeaux)に敗れているマルセイユは、リーグ戦では2013年10月以来となる3連敗を喫している。

 この結果、マルセイユはチャンピオンズリーグ出場圏の3位ASモナコ(AS Monaco)との勝ち点差1を縮めるどころか、19日の試合でサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)が首位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に勝利した場合は、5位に転落する。

 マルセイユのDFニコラ・ヌクル(Nicolas Nkoulou)は試合後、地元スポーツテレビ局beINスポーツ(beIN Sports)に対し、「我々には逆風が吹いているが、今は顔を上げ、現状を打破する必要がある。デリケートで困難な時期だが、まだ試合はある。今は前を向かなければならない。それだけだ」と語っている。(c)AFP/Andy SCOTT