【4月14日 AFP】フランス・パリ(Paris)が、2024年夏季五輪の招致に向けて、開催都市に立候補する見通しとなった。

 パリの市議会では13日、同市が開催都市に立候補するための決議が行われ、過半数となる163人の議員が支持した。

 パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は、「五輪への冒険に出発した」とコメント。16日には、五輪招致に意欲的なフランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領が、スイスのローザンヌ(Lausanne)で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長と面会することになっている。

 パリが開催都市に立候補することになれば、米国のボストン(Boston)、イタリアの(Rome)、ドイツのハンブルク(Hamburg)と、招致合戦を繰り広げることになる。

 フランスの五輪委員会は、6月までにパリの正式な立候補を決定する予定で、各都市による立候補の届け出は、9月に締め切られることになっている。(c)AFP/Stéphanie LEROUGE