【4月4日 AFP】日本バスケットボール協会(JBA)は3日、国際試合停止処分を受ける要因となった2つのプロリーグの統合を発表した。

 10人のメンバーで構成される「タスクフォース」でチェアマンを務める川淵三郎(Saburo Kawabuchi)氏は、都内で行われた記者会見で、「新しいジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの設立を発表できて嬉しく思う」と語った。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は、長期にわたって地域密着を目指すbjリーグと企業チームで構成されるナショナル・バスケットボールリーグ(NBL)の統合を要求し、それができなければ2016年リオデジャネイロ五輪の予選に出場することは不可能だと通達していた。

 しかし、bj側とNBL側の交渉が低調に終わり、リーグ統合が実現しなかったことから、FIBAは昨年11月に国際試合出場停止処分をJBAに科した。

 川淵氏は、「FIBA側からそのような厳しい通達を受けたあと、選手たちや日本バスケットボール界の発展のために、私たちは2つのプロリーグを統合することを決定した」と語った。

 川淵氏はまた、新リーグが2016年に開幕することも発表している。(c)AFP