【4月1日 AFP】英男性アイドルグループ、ワン・ダイレクション(One Direction)から脱退したばかりの元メンバー、ゼイン・マリク(Zayn Malik、22)の新曲デモが31日、インターネットに投稿された。このことがきっかけとなり、投稿した音楽プロデューサーとワン・ダイレクションのメンバー1人とがツイッター(Twitter)上で衝突した。

「I Won't Mind」とのタイトルが付けられた新曲のデモは、アコースティックギターとマリクのソウルフルなボーカルのみのシンプルな構成となっている。

 世界で5000万枚以上を売り上げているワン・ダイレクションは先週、マリクのグループ脱退後は残りのメンバー4人で活動を続けると発表。一方のマリクは、自分が辞めるのは「リラックスできて自分の時間もある普通の22歳になりたい」からだと説明していた。

 新曲のデモをツイッターに投稿したのは、英音楽プロデューサーのノーティー・ボーイ(Naughty Boy)。これまでに、エミリー・サンデー(Emeli Sande)らと仕事をした経験を持つプロデューサーだ。

 マリクの新曲が投稿されたことについて、ワン・ダイレクションのメンバー、ルイ・トムリンソン(Louis Tomlinson)は怒り心頭な様子で、「全く思慮に欠けるやつだね。お前、マジでいくつなんだ?大人になれよ!」とツイッターに投稿した。

 一方、ワン・ダイレクションのファンからも集中攻撃を受けたノーティー・ボーイは「曲に語ってもらうよ」とコメントしている。(c)AFP