【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-4、3-6、6-3で第15シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)に勝利し、キャリア通算500勝を達成した。

 四大大会(グランドスラム)のタイトルを2つ持つマレーは、世界ランク17位のアンダーソンに苦戦を強いられたものの、準々決勝に進出した。

 この勝利でマレーは、アンダーソンとの通算対戦成績を5戦4勝に伸ばすとともに、キャリア通算500勝の大台に到達した。

 通算敗戦数は155敗で、これまで獲得したツアータイトルは、2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)と2013年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)を含め、計31個となっている。

 試合後には、マレーの記録達成を祝福する簡単なセレモニーも行われた。通算500勝は、1968年のオープン化以後の男子では通算46人目で、現役選手では9人目、そして英国出身選手としては初の快挙となる。

 マレーは準々決勝で、第28シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を破ったオーストリアのドミニク・ティエム(Dominic Thiem)と対戦する。(c)AFP