【3月28日 AFP】米大リーグ(MLB)は27日、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)のデビッド・ロリンズ(David Rollins)投手に対し、ドーピング違反により80試合の出場停止処分を科した。

 開幕でのマリナーズ先発ローテーション入りを春季キャンプで争っていた25歳の左腕は、オープン戦では8回を投げ5安打無四球1失点、7三振を奪っていた。

 MLBは、ルール・ファイブ・ドラフトで昨年12月にヒューストン・アストロズ(Houston Astros)からマリナーズに移籍したロリンズのサンプルが、アナボリック・ステロイド(anabolic steroid)のスタノゾロール(stanozolol)に陽性反応を示したと発表している。

 数日前に陽性反応について通知されたロリンズは、MLB側によると異議を申し立てないという。

 ロリンズは米地方紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)に対し、「自分のミスだ。本当に誤った判断だったことをずっと悔いている。ウインターリーグから帰ってきたとき、痛みを抱えていて、早く直そうとしてしまった。判断を誤った」とコメントしている。(c)AFP