【3月27日 AFP】マレーシアGP(Malaysian Grand Prix 2015)で、サーキットの蒸し暑さにドライバーたちが苦戦する中、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)は名案を思いついた。―女性の生理用ナプキンを、ヘルメットの中に忍ばせるというのだ。

 ロズベルグは、汗が目にたれるのを防ぐため、特別な「トリック」があることを明かした。

 英スカイスポーツ(Sky Sports)の取材に応じたロズベルグは、「汗をかくと目に流れてくるから、ヘッドバンドのようなものを使っているんだ」と語り、「ヘルメットの中にヘッドバンドを忍ばせるというのが僕のトリックなんだけど、教えてあげるよ。ほら、女性用の・・・なんて言うんだっけ?下着の中に着けるやつ」と続けた。

 インタビュアーが「タイツ?」と聞くと、ロズベルグは「いや、違う。下着の中だ」と答え、それが「生理用ナプキン」だということが分かった。

「生理用ナプキンね。僕が汗を吸収させるために、ヘルメットの額の部分につけているもの」

 気温が30度を超えるマレーシアで行われた27日のフリー走行1回目に、万全の汗対策をして臨んだロズベルグは、トップタイムを記録している。(c)AFP