【3月24日 AFP】中国・上海（Shanghai）で開幕する世界フィギュアスケート選手権（ISU World Figure Skating Championships 2015）を控え、出場選手が調整を行った。カナダ勢ではペアのメーガン・デュアメル（Meagan Duhamel）/エリック・ラドフォード（Eric Radford）組と、アイスダンスのケイトリン・ウィーバー（Kaitlyn Weaver）/アンドリュー・ポジェ（Andrew Poje）組が、それぞれ優勝候補の大本命となっている。

 今季のグランプリ（GP）ファイナルと四大陸選手権（ISU Four Continents Figure Skating Championships 2015）を制した両組は、世界選手権でも好成績を残しており、デュアメル/ラドフォード組が2013年から2年連続で銅メダル、ウィーバー/ポジェ組は昨年大会で銀メダルを獲得している。

 しかし、ペアでは中国の彭程（Cheng Peng）/張昊（Zhang Hao）組が、地元の声援を受けて四大陸選手権の2位を上回る成績を収めることを期待している。

 アイスダンスでは、フランスのガブリエラ・パパダキス（Gabriella Papadakis）/ギヨーム・シゼロン（Guillaume Cizeron）組が初のメダル獲得を目指す。フィギュアスケート欧州選手権（ISU European Figure Skating Championships 2015）で優勝した同ペアは、GPファイナルでも3位に入るなど、今季は大躍進の年になっている。(c)AFP