【3月22日 AFP】女子ゴルフ、JTBCファウンダーズカップ(JTBC Founders Cup 2015)は21日、米アリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)のワイルドファイアGC(Wildfire GC)で3日目が行われ、韓国の金孝周(Hyo-Joo Kim、キム・ヒョージュ)が通算16アンダーで単独首位に立った。

 金孝周は、13番で唯一のボギーをたたいたが、14番からは3連続バーディーを奪うなど、この日スコアを6つ伸ばした。金孝周は16番で約4.5メートルのバーディーパットを沈めると、日没のため明かりが乏しくなる中でラウンドを終えた。

「ドライバーやすべてのクラブで、感覚が良かった」と語った金孝周は、昨年のエビアン選手権(The Evian Championship 2014)で、経験豊富なカリー・ウェブ(Karrie Webb、オーストラリア)との勝負を1打差で制し、ツアー初優勝を飾った。

「失敗したらパーセーブということを心がけて、良いプレーができました。すべてのパッティングで感触が良かったです」

 2打差の単独2位には、米国のステーシー・ルイス(Stacy Lewis)がつけた。ルイスはこの日、6バーディー1ボギーでスコアを5つ伸ばしている。

 通算13アンダーの3位タイには、キム・コーフマン(Kim Kaufman)とアリソン・リー(Alison Lee)の米国勢がつけており、さらに1打差で世界ランク1位のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)ら3選手が続いた。

 19日に行われた初日のラウンドから遅れが出ていた今大会では、66選手が早朝からプレーを開始し、2日目と3日目のラウンドを早足で回った。

 これについてルイスは、「明日の朝はものすごく早起きしなくて済むわ。一晩中ショットについてあれこれ悩む必要もないし。明日のラウンドに集中できるのは最高ね」とコメントしている。(c)AFP