【3月19日 MODE PRESS】スーパーモデルのジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)が、出身国ブラジルで開催される「サンパウロ・ファッションウィーク(Sao Paulo Fashion Week)」で「コルチ(Colcci)」のファッションショーを最後に、ランウェイからの引退を決意していると、同国エスタド(Estadao)通信が報じた。

 ファッション業界で20年という長いキャリアを誇り、「コルチ」のショーには何度も登場しているジゼルは、最後のキャットウォークとなるこのショーに格別の思いを込めているという。ただし、モデル業を完全にやめてしまうわけではなく、広告モデル等の仕事は継続するようだ。

 2児の母親でもあるジゼルは、「シャネル(Chanel)」をはじめ、「H&M」や「キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」などと契約を結んでいるほか、大手フットウェアメーカー「グレンデーネ(Grendene)」と提携し、サンダルのデザインも手がけている。

 昨年のジゼルの収入は4700万ドル(約57億円)とも言われており、米経済誌『フォーブス(Forbes)』のモデル長者番付では8年連続1位を獲得している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS