【3月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は18日、モスクワ(Moscow)で行われたクリミア(Crimea)併合1周年記念行事に出席し、数万人の観衆を前に演説した。

 プーチン大統領は「われわれはクリミアについて、たとえどんなに戦略的に重要だとしても、単なる領土問題ではなかったと理解している」「われわれの援助と支持を必要としていた幾百万のロシア人、わが同胞たちの問題だった」などと述べた。

 西側諸国とウクライナは、クリミア併合は違法と非難しているが、ロシア人の多くは、併合は歴史的不正義を正したものだと考えている。祝賀祭に参加した人々も、これに共感していた。(c)AFP/Anna MALPAS