【3月15日 AFP】インド東部・西ベンガル(West Bengal)州の警察当局は14日、前夜に修道院付属学校で発生した75歳の修道女に対する強姦(ごうかん)事件について捜査中だと発表した。

 修道女が住み込んでいる学校に13日夜、12人の男が押し入った。警察はすでに、修道女への暴行に関与した疑いで2人の身柄を拘束している。

 アヌジ・シャルマ(Anuj Sharma)警視総監はAFPに対し、「初動捜査の結果、修道女は猿ぐつわをかまされ、集団強姦されたことが分かっている」と明らかにした。修道女は病院に搬送され、快方に向かっているという。

 事件に怒った地元住民らは街中に出て当局の対応を求めるシュプレヒコールを上げ、幹線道路が通行できない事態になった。同州のママタ・バネルジ(Mamata Banerjee)首相はツイッター(Twitter)で、事件を「恐ろしい犯罪だ」と批判。「迅速かつ断固たる措置」を講じると断言した。(c)AFP