【3月16日 AFP】米ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern ArtMoMA)では、アイスランド出身のミュージシャン「ビョーク(Björk)」の回顧展が開催されている。

 今回の企画展では、楽器を用いた展示やステージ様式の展示、体験型の展示を通じて「音楽」を体験することができる。さらに、オーディオガイドにも工夫が凝らされているほか、写真やミュージックビデオなどの関連ビジュアル展示などもあり、幾つものレイヤーから20年以上にわたるビョークのキャリアを振り返ることが可能だ。

 この企画展について同美術館は、極めて実験的なアプローチを採用するビョークとの歩調を合わせることを目的としている以外に、多くのメディアを積極的に取り入れることで他の美術館に新たなモデルを示したいとしている。また最重要視したのは見る人とのつながりだという。

 会期は6月7日まで。(c)AFP