ダルビッシュがMRI検査、レンジャーズは慎重な姿勢
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【3月7日 AFP】米大リーグ(MLB)のテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は、先日初登板したオープン戦でわずか12球を投げただけで降板したダルビッシュ有(Yu Darvish)が、MRI検査を受けると発表した。診断結果は7日に明らかとなる。
レンジャーズは、右上腕三頭筋の張りを訴えたダルビッシュに細心の注意を払っている。
レンジャーズのゼネラルマネジャー(GM)補佐を務めるサド・レビン(Thad Levine)氏は球団のホームページで、「懸念はないが、いつ何時どんな形であれ投手が腕の違和感を訴えた場合、われわれはそれをしっかりと検査していくというのが実際のところだ」と語った。
「長いシーズンが待っている。シーズンに打撃を与える可能性がある気まぐれな判断を下すことはない」
ダルビッシュは5日、新シーズン開幕に向けてカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)とのオープン戦初登板したものの、ブルペンでもマウンド上でも筋肉の張りを訴え、1イニングで降板した。
昨季、右肘の炎症を訴えて終盤の7週間戦線を離脱しているダルビッシュに対して、レンジャーズは万全の予防措置を施している。
レビン氏は続けて、「昨年彼が負傷したこともあり、もし同様の症状を訴えていれば、われわれはマウンドに彼を送る前に慣例に従って検査を行っている。彼はチームにとって重要すぎる存在。次の決断を下す前に、そろえられるだけの情報すべてを求めているだけだ」とコメントしている。(c)AFP