【3月7日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は6日、各地でワールドグループ1回戦が行われ、英国は米国相手に2連勝を収めた。

 地元グラスゴー(Glasgow)の観客を味方につけた英国チームは、第1試合に出場したアンディ・マレー(Andy Murray)が6-1、6-1、4-6、6-2でドナルド・ヤング(Donald Young)に勝利したものの、第2試合ではジェームズ・ワード(James Ward)がビッグサーバーのジョン・イズナー(John Isner)に最初の2セットを奪われ、白星を分けるかにみえた。

 2010年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2010)で、史上最長の試合に勝利した経験を持つイズナーは、第5セットで5度マッチポイントをしのいだが、最後はワードが驚異の逆転劇の末、6-7、5-7、6-3、7-6、15-13で激闘を制した。

 初日で2勝を挙げた英国は、残り2日間であと1つ白星を収めれば、1回戦突破が確定する。

 4時間57分の長丁場の末に勝利をつかんだワードは、「これまでのデビスカップを振り返っても、今日ほど最高の雰囲気で戦えた試合はなかった」と語った。

「5セットマッチはできれば避けたいけど、観客のみなさんのおかげで戦い抜くことができました」

(c)AFP