【3月4日 AFP】(写真追加)ウクライナ東部、親ロシア派が掌握するドネツク(Donetsk)にある炭鉱で4日、爆発があり、作業員ら少なくとも32人が死亡した。ウクライナ最高議会のボロディミル・グロイスマン(Volodymyr Groysman)議長が述べた。

 グロイスマン議長はキエフ(Kiev)の議会で、ザシャチコ(Zasyadko)炭鉱でけさ爆発があり32人が死亡したと語った。爆発があったドネツクは、約1年におよびウクライナ政府と親ロシア派との衝突の中心地だった。

 先だって、炭鉱労組の広報担当者、ミハイル・ボリネツ(Mikhail Volynets)氏はAFPに対し、爆発時に地下にいた作業員207人のうち53人が爆発現場付近にいたと述べ、「炭鉱作業員47人の生死が不明となっている」と語っていた。(c)AFP