【3月5日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)は4日、準決勝の第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は3-1でビジャレアル(Villarreal CF)に勝利し、2試合合計スコアを6-2として決勝進出を決めた。

 ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督率いるバルセロナは、この日RCDエスパニョール(RCD Espanyol)を1-0で下し、2試合合計スコア3-1で勝利したアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)と5月30日に行われる決勝で対戦することが決まった。

 バルセロナが3-1で勝利した3週間前の第1戦でPKを外していたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)だったが、この日はわずか前半3分でリオネル・メッシ(Lionel Messi)のクロスから先制点を挙げ、その埋め合わせを果たした。

 同39分に元バルセロナのジョナタン・ドス・サントス(Jonathan Dos Santos)が同点ゴールを挙げたものの、ビジャレアルは後半にトマス・ピナ(Tomas Pina)がネイマールへの激しいタックルで退場となり、逆転の可能性がついえた。

 バルセロナは後半28分、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の今季11点目で勝ち越すと、さらに終了2分前にシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)の浮き球のパスからネイマールが3点目を決めた。

 しかしながら、前半途中にセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が足首を負傷して途中交代となり、この勝利はバルセロナにとって代償を伴うものとなった。チームが22日にリーグ戦でレアル・マドリード(Real Madrid)との対戦を控える中、ブスケツはこの負傷で数週間戦線離脱する可能性もある。

 エンリケ監督は「疑いようもなく悪いニュース。医師が診察するまで診断については言えない。ある程度の期間だめだろう。どれほどになるかは医師が判断する」とコメントした。(c)AFP/Kieran CANNING