【3月4日 AFP】14-15NBAは3日、各地で試合が行われ、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)は104-96でヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に勝利した。

 ホークスは、現在リーグ得点王争いでトップに立つロケッツのジェームス・ハーデン(James Harden)が出場停止で不在という有利も生かしながら、試合残り10分から15点差を逆転し、5連勝で最高勝率をキープした。

 ホークスでは、ジェフ・ティアグ(Jeff Teague)が25得点、アル・ホーフォード(Al Horford)が18得点、ポール・ミルサップ(Paul Millsap)が16得点14リバウンドを記録している。

 対するロケッツでは、ジェイソン・テリー(Jason Terry)が21得点、テレンス・ジョーンズ(Terrence Jones)が18得点8リバウンドを記録した。

 ロケッツのハーデンは2日のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)戦で、相手エースのレブロン・ジェームズ(LeBron James)の股間を蹴ったとして、1試合の出場停止処分が科されていた。

 それでもロケッツはこの試合、ハーデンの得点力を欠きながらも第3クオーターまではおおむねリードを保っていた。しかし、勝負を決める最後の時間帯でシュートミスを連発し、ラスト10分のフィールドゴール(FG)成功率は17本中3本で17.6パーセントにとどまった。

 第4クオーターの序盤にジョシュ・スミス(Josh Smith)とパブロ・プリジオーニ(Pablo Prigioni)の連続3ポイントで87-72と点差を広げたロケッツだったが、その後の7分でシュートを1本しか決めることができなかった。

 逆にホークスは、その間に一挙21得点を重ね、第1クオーター中盤以来となるリードを奪うと、その後に迎えた96-96の同点の場面で、ホーフォードがライン際からジャンプシュートを決めて再び先行。続くディフェンスではジョーンズのシュートをブロックし、勝利を引き寄せた。

 ホークスはその後、ベンチスタートから16得点を挙げたデニス・シュローダー(Dennis Schroeder)、さらにミルサップとティアグがそれぞれ2本のフリースローをすべて成功させて突き放し、逆転勝利を収めた。

 ホークスはこれで戦績を48勝12敗に伸ばし、勝率2位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に1ゲーム差をつけた。一方のロケッツは41勝19敗で、ウエスタンカンファレンス3位にとどまっている。(c)AFP