【2月27日 AFP】今月15日に米ニューヨーク(New York)で15/16年秋冬コレクションのショーを開催したファッションデザイナーのヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)が、ロンドンに続く2店舗をアジアにオープンする計画を明かした。

■「着られる」ことを重視したコレクション

 今シーズンのショーではフロントロウに、娘のハーパー(Harper Beckham)ちゃんを膝に抱いた夫デビッドと、全身黒でスマートな装いの3人の息子たち、ブルックリン(Brooklyn Beckham)君、ロメオ(Romeo Beckham)君、クルス(Cruz Beckham)君が共に着席した。デビッドが米誌『ヴォーグ(Vogue)』のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長と談笑する姿も見られた。

 白い衿と袖の折り返しがついた黒のドレスで出席したハーパーちゃんは、集まったカメラマンたちに刺激を受けたのか、自分のカメラでショーの様子を撮影しようと奮闘する姿を見せ、娘を溺愛しているデビッドとアナを喜ばせていた。

 以前、「バーバリー(Burberry)」のキャンペーンモデルを務めたこともある次男のロメオ君と黒のレザーパンツを着用したクールなスタイルの長男ブルックリン君は、目立ちすぎないように配慮しながらショーの様子を携帯電話で撮影していた。

 発表されたのは、裾広がりのドレスやハイネックのニット、オーバーサイズのコートなど。セクシーで解放的で、躍動感あふれる今季のコレクションについてヴィクトリアは、「どの服も実際に着られるということを重視しています。ランウェイで発表されたものを、女性たちにすぐ着ていただけるのです。深めのネックラインや軽やかなドレープのドレスでセクシーな気分になれます」と語る。