【2月26日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2015)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-3でスペインのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 第1セットで1-4とベルダスコにリードを許したフェデラーだが、ここから5ゲームをすべてラブゲームで奪取し、20連続ポイントで驚異の逆転劇を見せた。

 元世界ランク7位のベルダスコは、バドミントンのようなジャンプスマッシュでフェデラーを追い詰めたものの、四大大会(グランドスラム)男子シングルスの最多優勝記録を持つフェデラーは、ここから技ありのショットで試合の主導権を取り戻す。

 両選手は、第2セットでもブレークを奪い合ったが、最後はフェデラーが積極的なプレーで勝利をつかんだ。

「スコアはあまり良くなかったけど、そこまで落胆していない。自信をなくしたくなかったからね」としたフェデラーは、「間違ったことはしていなかったと思う。ボールの当たり方も悪くなかったし、なんとかコントロールを取り戻せて良かった。そんなにたくさんのポイントを連取しているとは思わなかったよ」と語った。

 フェデラーは次戦で、元トップ10選手のリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)と対戦する。(c)AFP/Richard Eaton