【2月21日 AFP】欧州連合(EU)のユーロ圏各国は20日に行った財務相会合で、今月末で期限が切れるギリシャへの金融支援を4か月延長することで合意した。ただし、ギリシャには今後実施する改革案のリストを23日までに提出するという厳しい条件が提示された。

 ユーロ圏19か国の財務相は支援の延長に何とか合意に達したものの、ドイツなどは反緊縮を掲げる急進左派のギリシャ新政権の対応に依然として疑念を抱いている。

 EUに加えて、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(International Monetary FundIMF)からなる「トロイカ」が24日、ギリシャが提出するリストの内容について協議を行い、支援の延長を認めるかどうか判断するが、改革案の内容が不十分だとみなされれば、20日の合意は破棄される可能性もある。(c)AFP/Alex PIGMAN