【2月13日 AFP】タイ保健当局は12日、若者の間で性感染症が急増している原因の一つが、若者たちが自身の性器のサイズに合ったコンドームを選ぶことを恥じていることにあると述べた。

 タイ保健省は例年、バレンタインデーを前にしたこの時期、若者たちに恋愛の落とし穴についての警告を複数発表している。今年は、10~19歳の性感染症が過去10年間で5倍増加したとの警告を発した。

「(性感染症の増加は若者の)43%しかコンドームを使用していないこと、そして実際のサイズよりも大きすぎるコンドームを選ぶことに起因する。(若者たちは)サイズが小さすぎるとからかわれることを恐れているのだ」と、タイ保健省は声明で述べた。

 また同省は、4700万バーツ(約1億7000万円)を投じて、今年、タイ全土で4300万個のコンドームを配布すると発表した。(c)AFP