【2月11日 AFP】中国の慢性的な大気汚染が原因で、同国に進出している米企業の多くが上級管理職の採用に苦心していることが明らかになった。

 在中国米国商工会議所(AmCham China)が毎年実施しているビジネス環境調査では、大気質の問題が原因で上級職の採用に問題を抱えていると答えた企業が、17回目の調査となる今年初めて回答企業の過半数にあたる53%を占めた。


 今回の調査に回答したのは、同会議所の会員企業1012社のうち477社。同じ質問に同様の回答をした企業は、2013年は全体の34%、昨年は同48%と増加傾向にある。(c)AFP