【2月9日 Relaxnews】これまでロボットの給仕係やコンシェルジュは登場していたが、今度は業務のほぼ全てをロボットが行うホテルが日本にオープンする。

 その名も「変なホテル(Henn na Hotel)」は長崎県佐世保市にあるハウステンボス(Huis Ten Bosch)に今夏、オープンを予定している。宿泊客はロボットのポーターに荷物を渡し、フロントに行くと、ここでもロボットが接客するとジャパンタイムズ(The Japan Times)は報じている。

 客室もロボットが清掃し、コーヒーは人工知能(AI)がいれてくれる。

 また、この最先端のホテルは最新の顔認識技術を採用しているので、宿泊客は客室の前に立つだけで、鍵なしで扉を開けることができる。

 ロボットはその目新しさで宿泊客を引き付けるだけでなく、人間と置き換えることで、人件費の削減を目指したより大きな戦略の一環ともなる。

「われわれは世界で最も効率的なホテル」を作るとハウステンボス社長の澤田秀雄(Hideo Sawada)氏は記者会見で語った。

 変なホテルの宿泊料金は1泊7000円から。(c)Relaxnews/AFPBB News