【2月8日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、88)は6日、即位63年を迎え、英国では記念式典が行われた。女王の在位期間は今年9月で高祖母のビクトリア女王(Queen Victoria)を上回り、英王室の最長記録を更新する見通しだ。

 ロンドン(London)では同日、記念式典が行われ、王立騎馬砲兵・国王中隊(King's Troop Royal Horse Artillery)がグリーンパーク(Green Park)で41発、名誉砲兵中隊(Honourable Artillery Company)がロンドン塔(Tower of London)で62発の祝砲を打った。

 エリザベス女王は25歳だった1952年、映画『英国王のスピーチ(The King's Speech)』でも知られる父ジョージ6世(King George VI)が同年2月6日に冠状動脈血栓症で死去したことに伴い即位。今年9月9日で、即位と死去の時刻から計算したビクトリア女王の在位期間2万3226日16時間23分を上回ることになる。(c)AFP