【2月5日 AFP】英国がん研究所(Cancer Research UK)は4日、英国人の2人に1人が人生のある時点でがんを発症するとの予測を英医学誌「英国がんジャーナル(British Journal of Cancer)」に発表した。従来の予測は3人に1人だった。

 研究によると、がんのリスク要因として最も大きかったのは年齢で、他には喫煙や肥満、食生活、日焼け、運動不足などが挙げられた。がんの死亡率は従来と変わらなかった。英国では死因の4分の1をがんが占めている。

 英国がん研究所は、公衆衛生の向上が迅速に必要だと述べ、英国民保健サービス(National Health ServiceNHS)のがん部門に高齢化対策を呼び掛けた。(c)AFP