【2月2日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2015)は1日、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、ロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組が合計207.67点で2度目の優勝を飾った。

 2010年大会で優勝を果たしている川口/スルミノフ組に続いて、クセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組が合計201.11点で2位、エフゲニア・タラソワ(Evgenia Tarasova)/ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)組が合計183.02点で3位に続き、ロシア勢が表彰台を独占した。

 2014年シーズンはけがに苦しんだ川口は、「今日のスケートには本当に満足しています。ベストを尽くしました。演技のすべてがハイライトでした」と語った。

「最初は曲が気に入らなかったんです。私向きじゃないと。でも、振付師が素晴らしいプログラムを作って、曲を感じ始められることができてきて、今は私のものだと思っています。仮面みたいなものをつけてスケートしたり、舞ったりする必要は無くなりました」

 これでロシア勢は金メダル2つ、銀メダル3つ、銅4つと、今大会の12のメダルのうち9つを獲得している。(c)AFP