【1月30日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2015)は29日、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、ロシアのエレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova)が70.64点で首位に立った。

 2位には69.02点でエリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)、3位には66.10点でアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)が続き、ロシアの16歳から18歳のトリオが上位を独占した。

 4位には60.60点でキーラ・コルピ(Kiira Korpi、フィンランド)が続いており、ロシアの3選手はすでに6点以上の大差をつけている。

 ペペ・ロメロ(Pepe Romero)とジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の楽曲に乗せて演技したラディオノワは、GPシリーズでの2勝に加え、今大会のタイトル獲得に順調に歩みを進めている。

「ショートプログラムは申し分なくうまくいきました。すべてはフリースケーティング(FS)次第です」と語ったラディオノワは、背中に厳重にテーピングを施して演技に臨んだものの、けがの恐れについては軽くあしらった。

「練習の時に背中に痛みがあったので、そのままテーピングをしておくことにしました。それでも、痛みは全く気になりませんでした」

 5位には60.37点でスウェーデンのビクトリア・ヘルゲソン(Viktoria Helgesson)、6位には59.55点でヨシ・ヘルゲソン(Joshi Helgesson)が続いている。(c)AFP