【1月29日 AFP】ドイツ東部ドレスデン(Dresden)で、1945年2月の大空襲で廃虚と化した同市街をテーマにしたパノラマ作品「Dresden 1945 - Tragedy and Hope of a European City(ドレスデン1945―欧州の街の悲劇と希望)」の展示が行われている。

 ベルリン(Berlin)を拠点に活動するアーティストのヤデガー・アシシ(Yadegar Asisi)氏が制作した同作品は、高さ30メートル以上、円周100メートルと巨大だ。中心部に設置された高さ15メートルの櫓(やぐら)から鑑賞するよう設計されており、70年前の空襲で大きな被害を受けた街の全貌を、まるで当時の市庁舎の塔の上から眺めているような感覚で見ることができるという。(c)AFP