【1月28日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を退団したイチロー(Ichiro Suzuki)が、マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)と1年総額200万ドル(約2億3500万円)の契約に合意した。27日、球団が発表した。

 マーリンズが日本人選手を獲得するのはこれが初。イチローは第4の外野手と代打起用が主な役割になるとみられ、契約には2016年までの延長のオプションはついていないと報じられている。

 イチローは2001年に日本のプロ野球(NPB)を離れてメジャー挑戦。シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)で同シーズンの新人王と年間MVPを獲得し、同球団で通算10度のゴールドグラブ賞を受賞した後、2012年にトレードでヤンキースへ移籍した。

 ヤンキースに所属した昨シーズンは、143試合に出場し、打率.284、1本塁打、22打点をマークした。41歳となる現在まで、プロ通算では打率.317、112本塁打、487盗塁の成績を残している。

 ア・リーグ首位打者を2回獲得し、オールスターゲームにも10回出場しているイチローは、メジャー通算3000安打の大記録にもあと156本と迫っている。(c)AFP