【1月27日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)で26日、着陸体勢に入っていたアラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社フライドバイ(FlyDubai)のFZ215便の機体に「小型武器」の銃弾が当たる事件があった。事件を受け、UAE系の航空会社各社が27日、バグダッドへの運航を一時見合わせる事態となった。フライドバイの広報によると、同便の乗客は全員無事避難した。

 フライドバイでは、イラク当局と協力して事態の調査にあたっている。イラクの他の都市への運航は継続するという。

 事態を受け、フライドバイの姉妹会社でUAEのドバイ(Dubai)に本拠を置くエミレーツ航空(Emirates)がバグダッドへの乗り入れを一時見合わせている他、同じくUAEのアブダビ(Abu Dhabi)を本拠とするエティハド航空(Etihad Airways)、シャルジャ(Sharjah)の格安航空エア・アラビア(Air Arabia)もバグダッドへ向かう便の運航を一時見合わせた。バグダッド空港当局によると、この影響で運航に混乱が生じている。(c)AFP