ベルディハがナダルを破り準決勝に進出、全豪オープン
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【1月27日 AFP】(記事更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は27日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第7シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は6-2、6-0、7-6で第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破り、ベスト4進出を決めた。
2時間13分の末に四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るナダルを下したベルディハは、次戦で第6シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)とオーストラリアのニック・キリオス(Nick Kyrgios)の勝者と対戦する。
ベルディハは、昨年大会の準決勝でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に敗れた経験があるが、ナダル戦での連敗を17で止めると、2年連続の4強入りを果たした。
ナダルはこの日、獲得ゲーム数でも過去最低記録に並ぶところだった。ナダルは、2009年全米オープン(The US Open Tennis Championships 2009)でのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)戦で、わずか6ゲームしか取れないという屈辱を味わった。
また、ナダルがグランドスラムで0-6の「ベーグル」を喫するのは、2006年ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)戦、2004年全米オープンのアンディ・ロディック(Andy Roddick)戦に続いて3度目。
ベルディハは、「準備ができていたし、うまく計画を立てることができた。3セットの間、それを意識していたんだ」とコメントした。
「タフな試合を想定したけど、準備はできていた。ラファとの試合では過去最高の出来じゃないかな」
「立ち上がりから好調だった。でも、ラファとの試合では最後の1ポイントまで戦い抜かなきゃいけない」
(c)AFP