【1月26日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は23日、「SNR 0519-69.0」と呼ばれる超新星残骸を捉えた画像を公開した。

 米航空宇宙局(NASA)は23日、「SNR 0519-69.0」は、天の川銀河(Milky Way)の伴銀河である大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)で起きた恒星の爆発後に形成された。

 画像の青色部分は、NASAのX線観測衛星チャンドラ(Chandra)が捉えた数百万度という高温のガスで、赤色の外縁部と画像全体に広がる星々は、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が可視光線で捉えた。

 宇宙空間で高エネルギーの光であるX線を観測するチャンドラにより、科学者たちはX線のデータを収集し、さらに他の種類の光と比較することで、X線を放出する高温の星や銀河といった天体への研究を深めることが可能になる。(c)AFP