【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は26日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は、第9シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を6-3、6-3、6-3のストレートで下し、準々決勝に進出した。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われた試合を2時間7分で制した錦織は、前回王者で第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と準々決勝で対戦する。

 全仏オープンテニス(French Open)元王者のマイケル・チャン(Michael Chang)コーチから師事を受けている25歳の錦織は、これで自身2度目となる全豪オープン準々決勝進出を果たし、四大大会(グランドスラム)では通算3度目のベスト8入りとなる。

 錦織はワウリンカとの通算対戦成績を1勝2敗としている。

 錦織は試合後、「僕らの試合は長くなるので、フェレールと対戦するときは5セットをやる準備をしています」と語った。

「ストレートで勝つことができて驚いています。良いプレーをすることができました。これまでの3試合で良い戦いができていたし、ボールも打てていたので、今日は勝てて本当に満足しています」

 錦織はウイナーを43本記録するなど、この試合で力強いパフォーマンスをみせ、ウイナー14本に終わったフェレールを圧倒した。

 錦織はまた、フェレールのサービスを6回ブレークした一方で、相手のブレークポイントを1つしか与えず、ファーストサーブが成功した際に72パーセントの確率でポイントを獲得している。

 錦織はこの勝利で対フェレール戦5連勝を飾り、対戦成績を7勝3敗としている。(c)AFP