【1月25日 AFP】14-15スペイン1部リーグは24日、第20節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-1でコルドバ(Cordoba CF)に勝利したものの、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がキャリア通算9枚目のレッドカードを提示されるピンチを味わった。

 レアルは試合開始直後、ペナルティーエリア内でセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がハンドを犯しPKを献上。これをナビル・ギラス(Nabil Ghilas)が決めて、コルドバに先制を許す。

 前半27分、ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)のCKをギャレス・ベイル(Gareth Bale)が頭でそらすと、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が蹴り込んで、レアルが試合を振り出しに戻す。

 しかし後半38分、欧州王者に対するロナウドのいら立ちが頂点に達すると、DFエジマール・フラガ(Edimar Fraga)の脚を蹴り、レアルはエースが一発退場となる窮地に立たされた。

 それでも同42分、エリア内でコルドバのフェデ・カルタビア(Fede Cartabia)からハンドを誘発したレアルは、ベイルがPKをしっかりと決めて勝利を決定づけると、リーグ首位の座を堅持した。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「この試合で痛手を負ったが、勝ち点3を手にすることが大事だった。それができたのは大きい」と語っている。(c)AFP/Kieran CANNING