【1月20日 AFP】乗客乗員162人を乗せて先月28日、ジャワ海(Java Sea)に墜落したエアアジア(AirAsiaQZ8501便について、ボイスレコーダー(音声記録装置)を調査中のインドネシア国家運輸安全委員会(NTSC)は20日、テロの可能性を排除し、人的ミスか、機体の何らかの異常が事故を引き起こしたとする見解を発表した。

 QZ8501便は悪天候の中、インドネシアのスラバヤ(Surabaya)からシンガポールに向けて飛行中に消息を絶った。これまでに犠牲者53人の遺体が発見されている。

 インドネシア当局の潜水チームはこれまでに、同便のボイスレコーダー、フライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。NTSCでは今月28日に調査の一次報告を行うとしている。(c)AFP