【1月13日 Relaxnews】アジア太平洋地域の旅行習慣に関する調査で、日本が「2015年に人気の旅行先」トップに躍り出た。

 旅行情報サイト「トラベルズー(Travelzoo)」が行った最新の調査では、台湾の回答者の56%が、2015年に日本への旅行を計画しているという。

 また、香港(Hong Kong)の旅行者の半数近く(49%)、そして中国本土の回答者の40%が日本への旅行を予約したという。

 調査は昨年11月、オーストラリア、中国、香港、日本、台湾の4300人の同サイトの会員を対象に行われた。

 調査ではまた、2015年に中国の旅行者は平均6.4回の旅行を計画しており、最多であることも判明した。年間の旅行費用は平均8558ドル(約101万円)。

 一方、オーストラリアの会員の旅行回数は平均3.8回で、対象の国・地域の中で最少なものの、旅行費用は平均1万483ドル(約124万円)で最大となる見込みだ。

 オーストラリア会員の旅行が高額なのは、オーストラリアで人気の旅行先が米国と英国で、長距離フライトになることから説明できるのかもしれない。

■市場別の人気旅行先の内訳は次の通り。

・オーストラリア
オーストラリア国内 50%
米国 34%
英国 29%

・日本
米国 38%
日本国内 28%
イタリア 22%

・中国
日本 40%
米国 31%
ニュージーランド 27%

・香港
日本 49%
オーストラリア 31%
韓国 28%

・台湾
日本 56%
スイス 22%
イタリア 20%

(c)Relaxnews/AFPBB News