【1月11日 AFP】ダカールラリー2015(Dakar Rally 2015)は10日、第7ステージが行われ、四輪部門でミニ(MINI)のオルランド・テラノバ(Orlando Terranova、アルゼンチン)がステージ3勝目を挙げた。

 レースの舞台はチリからボリビアに移ったものの、ミニ勢によるステージの連勝記録は止まらなかった。

 トップに約2分半遅れのステージ2位には、トヨタ(Toyota)のアルラージ・ヤジード(Alrahji Yazeed、サウジアラビア)が入り、総合3位の座を守った。

 チリのイキケ(Iquique)からスタートした第7ステージは、ボリビアのウユニ(Uyuni)でフィニッシュとなり、レースが行われた塩類平原にはエボ・モラレス(Evo Morales)大統領を含む数万人の観衆が集まった。

 テラノバの同僚ナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)は、高山病の影響でステージ7位に終わり、同6位に入ったトヨタのジニエル・ドヴィリエ(Giniel de Villiers、南アフリカ)にタイム差を3分ほど縮められたものの、総合首位を維持している。

 二輪部門とクワッド部門が休息日となったこの日、今大会で最も厳しいコースとなる世界最大の塩類平原を史上初めて走行した四輪部門とトラック部門の出場者たちは、第8ステージで再びイキケに向かうため、同じコースを引き返すことになる。(c)AFP