【1月10日 AFP】テニス、ブリスベーン国際(Brisbane International 2015)は9日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-0、6-4でオーストラリアのバーナード・トミック(Bernard Tomic)を下し、準決勝に進出した。

 錦織は、58分間の勝利でこの1年間でどれほど成長したかを明確に示した。

 世界ランキング5位で2014年を終えた錦織は、わずか21分で第1セットを先取。第2セットに入りトミックが巻き返したものの、ゲームカウント4-4で錦織がブレークを奪うと、その後のサービスゲームをキープして4強入りを決めた。

 錦織は「最初の数ゲームはかなり上手くいって、リターンが良かった。それと同時にリターンとサーブでで積極的にいけた。トミックは(第1セットの)最後の方はゲームを投げているようだったけれど、(第2セットは)サーブが少し良くなり始めた。少し苦しくなっていくつかミスしてしまったけれど、ブレークはされなかった」

 決勝進出をかけて、錦織はミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する。(c)AFP