【1月8日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)との関係性に亀裂が入ったと報じられる中、今季のスター軍団の扱い方に後悔はないと明かした。

 0-1でバルセロナが敗れた4日のレアル・ソシエダ(Real Sociedad)戦で、メッシはベンチスタートとなった。バルセロナ(Barcelona)の地元紙スポルト(Sport)は、その翌日にメッシが胃腸炎を理由に公開練習を欠席したことを受け、エンリケ監督が処分を科そうとしたと伝えている。

 7日に行われた記者会見でエンリケ監督は、「現時点で、どの選手との関係についても後悔することはない。どんな指導者も、誰がフィットしているかを見極め、チームをやりくりしなくてはならない。タイトル獲得が優先事項で、われわれはそれに向けた道を進んでいる」とコメントした。

「こういった類いの話や仮定の物語について認めたり、否定したりすることはない。数が多くて、話がねじ曲げられている。私がすべきこととは、チームとクラブのために最良の形で、力の限り自分の仕事を果たすことだ」

 バルセロナは、消化試合数が1試合多いながらもリーグ首位のレアル・マドリード(Real Madrid)と勝ち点1差の2位につけ、欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)とスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)では16強入りを果たしており、3つの大会で生き残っている。