【12月29日 Relaxnews】世界的なカジノ都市、中国の特別行政区マカオ(Macau)で、仏パリ(Paris)をテーマにした総工費27億ドル(約3250億円)の巨大リゾート施設「パリジャン・マカオ(Parisian Macao)」の建設が進められている。

 マカオに登場するパリの街には、エッフェル塔(Eiffel Tower)の1/2サイズのレプリカも建設予定で、その他に3000以上のホテル客室とスイートルームを備え、店舗や飲食店、会議などのための商業スペースは約4万6000平方メートルになる。

 米カジノ運営大手「ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)」の子会社「サンズ・チャイナ(Sands China)」によると、マカオ当局からこのリゾート施設の建設を完了させる認可は得たという。

 同施設は2015年後半にオープン予定。

 2013年のマカオのギャンブル産業の収入は約450億ドル(約5兆4000億円)で、ライバルの米ラスベガス(Las Vegas)の65億ドル(約7800億円)の約7倍に達した。(c)Relaxnews/AFPBB News