【12月21日 AFP】北朝鮮政府は20日、米映画製作大手ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)へのサイバー攻撃に関する共同調査の実施を米国に提案した。

 米政府は、米中央情報局(CIA)による北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記暗殺計画を描いた新作コメディー映画『The Interview(ザ・インタビュー)』を劇場での公開中止に追い込んだサイバー攻撃の背後に北朝鮮がいたと非難した。これに対し北朝鮮は中傷だと反発している。

 北朝鮮の朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)は、同国外務省報道官が、「わが国は、米CIAが使ったような拷問に訴えることなく、わが国がこの件となんの関係もないことを証明する手段を持っている」と述べたと伝えた。(c)AFP/Park Chan-Kyong