【12月9日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を所有する一族の一人であるエドワード・グレーザー(Edward Glazer)氏が、父マルコム(Malcolm Glazer)さんの死から半年が経った今、所有している株式のうち300万株を売却すると発表した。売却総額は4500万ドル(約54億4000万円)に上ると予想されている。

 2005年にユナイテッドの支配権を握ったマルコム・グレーザー氏が死去したことで、所有株は子どもたちに均等に分配された。

 プレミアリーグとニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)は、ユナイテッドの株式のうち10パーセントが掲載されたリストを発表し、「クラスA普通株」を上場すると声明を出した。

 米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)を共同で所有し、グレーザー家族財団(Glazer Family Foundation)の共同会長を務めるエドワード氏は、今週中にも売却を完了させる可能性がある。(c)AFP