【12月3日 Relaxnews】2015年版「QS世界学生都市(QS Best Student Cities)ランキング」で、パリ(Paris)が3年連続で1位に選ばれた。世界的な教育機関や優れた研究活動、安い授業料などが評価された。

 ランキングは、大学の格付け順位、学生の多様性、生活の質、雇用、そして費用の5つの基準で決定された。

 トップ10都市は上位から順にパリ、メルボルン(Melbourne)、ロンドン(London)、シドニー(Sydney)、香港(Hong Kong)、ボストン(Boston)、東京、モントリオール(Montreal)、トロント(Toronto)、ソウル(Seoul)。上位50都市では、米国から最も多い8都市が選定され、6都市のオーストラリア、4都市の英国が続いた。

 パリには、これとは別に発表された「QS世界大学ランキング」に入っている大学が17ある。これは18の大学がランキング入りしたロンドンに次ぐ2位だ。また、パリの学生は、高等師範学校(ENS)やエコール・ポリテクニーク(Ecole Polytechnique)、パリ・ソルボンヌ大学(Université Paris-Sorbonne)などの一流大学の卒業生を求める企業からも、確固たる評価を得ていることも、ランキングでは指摘された。さらに、授業料の安さが、パリの生活面でのコストの高さを相殺しているという。(c)Relaxnews/AFPBB News