【11月25日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)優勝から一夜、スイスチームが母国のファンに迎えられた。

 四大大会(グランドスラム)17勝、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals)6勝、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)23勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer)は、プロ入りから16年で、悲願のデビスカップ初優勝を経験した。

 チームメートのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)と臨んだ2008年北京五輪のダブルスで金メダルを獲得したフェデラーは、初めてグランドスラムを制した2003年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)と比べ、デビス杯の決勝はどうだったかという質問に対し、「比べられないよ」と答えた。

「ウィンブルドンで優勝したときは、正直言ってビックリしていた。デビスカップは、いつか優勝できる大会だと確信していた」

「もちろん、サポートしてくれる人々の期待に応えなければいけないという重圧はあった。だから、(ウィンブルドン)とはまったく違う感覚だよ」

「そして、僕はコートで一人じゃなかった。これがすべてを変えてくれるんだ」

(c)AFP/Allan KELLY