【11月24日 Relaxnews】英国のブルーチーズが、フランスやスイス、オランダの強豪を抑え、「ワールド・チーズ・アワード(World Cheese AwardsWCA)」で最優秀賞に輝いた。

 英ロンドン(London)で英国放送協会(BBC)の「グッド・フード・ショー」(Good Food Show)が主催するワールド・チーズ・アワードは今回で26回目。世界各国から集まった約2600のチーズの頂点に輝いたのは、英国で3代続く酪農家でチーズの製造は最近始めたばかりだというバース・ソフト・チーズ(Bath Soft Cheese)のブルーチーズ(青カビのチーズ)、バース・ブルー(Bath Blue)だ。

 バース・ブルーは有機牛乳を使用し、伝統的な石造りの部屋で8~10週間、熟成させて作られる。

 同アワードにはニュージーランドやカナダ、南アフリカ、メキシコ、アルゼンチン、ブラジルなど多くの国のチーズが出品された。

「ブルーチーズは時々、金属のような風味がする。金属の風味がしないチーズには大量の塩が使われていることがあるが、このチーズは完璧なバランスで、口の中で風味がゆっくりと広がっていく伝統的なブルーチーズだ」と、カナダ人の審査員ルイス・エアード(Louis Aird)さんは語った。

 バース・ブルーは英バース(Bath)市内のほか、ロンドンのバラ・マーケット(Borough Market)で入手可能だ。

 今年のワールド・チーズ・アワードの結果の完全なリストはこちらで見ることができる。
http://finefoodworld.co.uk/awards/world-cheese-awards/.

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