【11月23日 AFP】記録的な大雪に見舞われた米東部ニューヨーク(New York)州バファロー(Buffalo)近郊では、22日までに14人の死亡が確認されたほか、気温が上昇するとの予報もあり、洪水発生のリスクが高まっている。

 米国立測候所(National Weather ServiceNWS)によると、2メートルを超える積雪があった同州西部には洪水注意報が出ていたが、現在は洪水警報に引き上げられている。この地域には60万人以上が住んでおり、バファローの南の地域を中心とした市街地では、豪雪のためドアが開かず、1週間近く自宅の外に出ていない住民も数千人規模に上っている。

 当局は住民に対して、自宅前の排水路を清掃するとともに、地下室に保管している貴重品類を持ち出すよう呼び掛けている。(c)AFP